ウォークインカーブ


Esprit のウォークインカーブ(ワイン貯蔵部屋)をご紹介します。

といっても、まだ未完成なのですが。。内装の途中経過という意味も込めてアップします!

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Espritではワインメニュー表でのワインのセレクトは余りお勧めしていません。

ウォークインカーブにて
直接ワインのボトルをみて選んでいただくことをお勧めします。

ワインは世界一種類の多いお酒です。

生産国、生産地、原料の生産方法、製造方法、貯蔵年数、品種、辛口や甘口などの味、香りなど、

組み合わせは様々で、それこそ全てを把握することは不可能に近いです。

その中から、ワインメニュー表に表記されている、
品種や生産地だけの情報では、選択は難しいと思うのです。

ましてや飲み慣れてない方や、初めてワインを飲むって方なんかは、メニュー表をみても
暗号が表示されてるかのように、チンプンカンプンになり「お店のお勧めでいいや」とか「値段で決めちゃおう!」 となると思うのです。

そこで僕は、お客様に直接ワインのエチケット(ラベル)をみて選んでもらいたいと思っています。

僕はコレをジャケ買いと呼んでるのですが。(知らないアーティストのCDなどをジャケットで選んで買うことです)
なかなかどうして、これが殆どハズさないのです。

製造者も自分達が拘って愛情を注いで作った商品ですから、適当にデザインなんてしません。
エチケットはその商品のカオですので、その商品の個性を表現しています。

なんか小難しい、真面目そうなエチケットとだな〜と感じたワインは、大体正統派ワインと呼ばれる味ですし。
なんか個性的で面白いエチケットだな〜と感じたワインは、大体個性的な味がするワインです。

何となくこのエチケットが気に入った!というのは、少なくとも、製造者の好みと一緒ということですから、選んだ方の好みの味である場合が多いのです。

そうやって、好みの1本を見つけて、それを基準に品種や生産地と覚えていってもらいたいなと思っています。

何より、選ぶ楽しさを 味わってもらいたいのです。

Esprit のウォークインカーブには200本以上のワインを貯蔵する予定です。

ワインにぐるっと囲まれた 部屋で 

お客様の運命な一本が見つかりますように。

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ブイヤベース


Brasserie Esprit に来て頂いたら

是非 食べてもらいたいのが ブイヤベースという魚のスープです。

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ブイヤベースというと 高級レストランでは 甲殻類などがふんだんに入っている

高級メニューですが、 ブイヤベースの発祥の地 南仏のマルセイユでは

甲殻類は一切入っていません。

もともと 漁師飯として 売れない小魚をごった煮にしたのから始まりで、

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今でもマルセイユでは、伝統的な料理法が大切に引き継がれています。 なので、マルセイユ人からしたら

プライドと愛がぎっしり詰まった料理なのです。 

僕は実際にマルセイユに行って レストランで働かせてもらって

教えてもらったのですが、 

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何度となく シェフに

「アツシ! 日本で半端なブイヤベースを出すんじゃないぞ!」 

「ただのポワソンスープ(魚のスープ)を出すなよ!?」

と 釘を刺されました。。

なので 僕は 沖縄の魚で 伝統的な作り方と食べ方で

沖縄の『ブイヤベース』を 思いを 提供できたらと思っています。

Brasserie Esprit にご来店された際には

是非一度 ご賞味下さい。

ROSE


ROSE ワイン

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近頃ワイン酒場が増えて来たおかげで ロゼワイン  という 飲み物を

時折目にする機会が あります。

しかし、 一体ロゼワインはなんなのか?

と 疑問を持つ方も多いと思います。

実際に、ロゼワインという知名度がまだまだ低く、ワイン業者にもあまり置いていないのが現状です。

でも、 フランスの南部では もはや ロゼワインが主流です。

理由は 単純明快 美味しいし 冷えているし 色がキレイだからです

フランスも夏は 暑いです。

日本と一緒で フランスの南部に行くに従って 海が綺麗で 気候が暑いです。

暑いときは 冷たい飲み物が 一番 美味しいと感じます。 

とっても 自然な 理屈なんです。

ロゼワインは 料理に何でも合うし 

赤ワインのブドウを 白ワインの作り方で作っているため(作り方は数種類あります)

赤ワインの要素も 白ワインの要素も楽しめる

そして 色鮮やかなピンク色で 目でも楽しめる  優れた飲み物なんです。

そんな 優秀で かつ

産地も 品種も 飲み頃の温度さえ 対してこだわらない

気取らないワインが 僕は ずっと前から大好きでした。

フランスに行って ロゼワインの人気を 直に確認して

僕の ロゼに対する愛情に間違いがないことを確信し

沖縄で 是非流行らせたいな〜 と思っています。

常夏の沖縄で   バカンス気分でもいいし 日常ワインでも良いし 

あつーーーーい 1日に 氷を浮かべた(ピッシィーヌ) ロゼワインで乾杯!

それが Brasserie Esprit でオススメする お飲物です。

BRASSERIEとは


BRASSERIE (ブラッスリー)

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という冠名は あまり聞いたことが無いと思います

BRASSERIEとは一体なんの店なのか?

どういうこだわりがあってこの冠名をつけたのかを記したいと思います。

 

まず、フランスには大まかに 下記のような飲食店の種類があります

サロン → カフェ → ブラッスリー → ビストロ → レストラン →

オーベルジュ → グランメゾン

 

基本的には

 

サロンはお茶をしに、カフェはお茶などと軽食

ブラッスリービールなどの酒類が楽しめる大衆居酒屋

ビストロは居酒屋  レストランは幅広いですがやや高級なフランス料理店

オーベルジュは宿付きフランス料理店

グランメゾンはドレスコード付きの高級フランス料理店

 

と区別されます。 が、最近では星付きシェフがやっているビストロやブラッスリーなどもあり

 

経営者各々が コンセプトや想いをもって付けることが多いみたいです。

 

僕自身、ずっとカフェにこだわりを持っていました。

フランスに行ったのも、カフェという文化を学びたいと思って行きましたし

なにより、カフェというカテゴリーが好きでした。

 

しかし、日本でのカフェという捉え方は ランチやコーヒーやケーキなどのスイーツという印象が強く

『本格的な料理やお酒を飲む場所』という印象は全くありません。

 

そこで、 僕が沖縄でやりたいことと、 『カフェ』という 世間での認識にズレが生まれました。

 

しかし、最近増えて来ている『ビストロ』と付けると、まだ少し

フレンチ という響きに高級感や敷居が高い。などという印象があり

 

これまた、 僕の店のイメージと 世間の認識にズレがあるな と 思い。

 

どーせなら なんにも馴染みの無い、しかも 大衆居酒屋という なんとも馴染みやすい意味の冠名が

 

沖縄で フレンチを広めたい という僕のコンセプトにぴったりあい

 

この BRASSERIE という冠名を付けることにしました。

 

沖縄の皆さんが 「最近お気に入りのブラッスリーを見つけたんだよ」

 

なんて 話していることを想像して。

 

Brasserie Esprit