BRASSERIE (ブラッスリー)
という冠名は あまり聞いたことが無いと思います
BRASSERIEとは一体なんの店なのか?
どういうこだわりがあってこの冠名をつけたのかを記したいと思います。
まず、フランスには大まかに 下記のような飲食店の種類があります
サロン → カフェ → ブラッスリー → ビストロ → レストラン →
オーベルジュ → グランメゾン
基本的には
サロンはお茶をしに、カフェはお茶などと軽食
ブラッスリーはビールなどの酒類が楽しめる大衆居酒屋
ビストロは居酒屋 レストランは幅広いですがやや高級なフランス料理店
オーベルジュは宿付きフランス料理店
グランメゾンはドレスコード付きの高級フランス料理店
と区別されます。 が、最近では星付きシェフがやっているビストロやブラッスリーなどもあり
経営者各々が コンセプトや想いをもって付けることが多いみたいです。
僕自身、ずっとカフェにこだわりを持っていました。
フランスに行ったのも、カフェという文化を学びたいと思って行きましたし
なにより、カフェというカテゴリーが好きでした。
しかし、日本でのカフェという捉え方は ランチやコーヒーやケーキなどのスイーツという印象が強く
『本格的な料理やお酒を飲む場所』という印象は全くありません。
そこで、 僕が沖縄でやりたいことと、 『カフェ』という 世間での認識にズレが生まれました。
しかし、最近増えて来ている『ビストロ』と付けると、まだ少し
フレンチ という響きに高級感や敷居が高い。などという印象があり
これまた、 僕の店のイメージと 世間の認識にズレがあるな と 思い。
どーせなら なんにも馴染みの無い、しかも 大衆居酒屋という なんとも馴染みやすい意味の冠名が
沖縄で フレンチを広めたい という僕のコンセプトにぴったりあい
この BRASSERIE という冠名を付けることにしました。
沖縄の皆さんが 「最近お気に入りのブラッスリーを見つけたんだよ」
なんて 話していることを想像して。
Brasserie Esprit