エスプリはこういう思いでやってるよ。第2弾です。
商売は当然の如く
需要と供給によって成り立ちます。
観光産業が盛んな沖縄にとって
フレンチの需要は決して多くありません。
正直 周りに
「そろそろフレンチが食べたいなー」
なんて言ってる人がいますか?
もしくはご自身が思ったことがありますか?
ましてや沖縄に旅行に来て
「フレンチが食べたいなー」と思うでしょうか。
居ないとは言いませんが
多くないことは想像に容易いと思います。
ピザやパスタ、カレーやタコス等
わかりやすい人気商品がないフレンチにおいて
料理とワインを楽しむという
漠然な欲求に対してのアプローチは
商売において難しい業種だと感じます。
しかし、だからこそ
秘めた可能性やチャレンジのしがいがある業種だなと感じています。
僕が思い描く
沖縄でのフレンチのカタチは
地方活性化を担う社交場です。
これは僕がフランスで働いていた時から明確にイメージしていたことです。
全てにおいて 人々の行動には理由があると思いますが
そこを追っていくと、腑に落ちない終着点があります。
(ここに気づけたストーリーがあるのですが、とても長くなるため省略させて頂きます)
お気に入りの洋服や靴
大金を叩いて買ったハイブランドのカバンや小物
それらを身につけて
『どこへ行くのか?』
ということです。
自己投資先の終着点はどこなのか?
何の為にハイブランドを身につけるのか。
物を身につけるというのはあくまでも過程であってゴールではありませんよね、、、
例えば美容院に行って、プロに髪型を整えてもらい、とっても気に入った自分になった時
真っ直ぐ家に帰るのはもったいないなー
と感じるものではないでしょうか。
そういう時に、友達や恋人を誘って、いやいや一人でも、フレンチ《社交場》に繰り出そう!
ハイブランドのカバンを身につけて
お気に入りの洋服、靴を身につけて
向かう『場所』
そういう場になりたいのです。エスプリは。
目的(社交場)があるから、理由が生まれる。
つまり、もっと自己投資をしたくなる
仕事を頑張れる。
そこに、一過性ではない地域活性化があるのではないかと考えます。
そしてそこに、飲食店の真の役割があるのではないかと考えています。
その為に僕らは技術を上げ、知識や経験をあげて
お客様にとって最高の舞台を作り上げなくてはならない。
地方で営むフレンチの可能性は
こだわり尽くした先にあるのではないだろうか。
ライフスタイルの選択肢が増え、豊かな生活の手助けになること。
それはお客様だけじゃなく、スタッフにも感じてもらいたいなと思います。
自分たちが情熱を燃やしている先には希望がある
それこそが
僕がフレンチに可能性を感じ、
フレンチが好きでたまらない理由なんだと思います。
Brasserie Esprit
ブラッスリーエスプリ
那覇市牧志2-3-9 2F
℡0989172275
✉︎brasserie.esprit.83@gmail.com
Open 18:00〜23:00【L.O22:00】
定休日:水、木曜日